ブログやサイトを運営していると、ある日突然、Google AdSenseなどから「要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください」という警告文を受け取ることがあります。
実はこれ、ads.txtファイルが正しく設定されていない場合によく出るメッセージです。
放置すると、広告配信に影響が出たり、ひいては収益ダウンのリスクにもつながるため早めの対処が必要。
私もこのメッセージが表示されてびっくりした一人でしたが、WordPressテーマ「Cocoon」の機能を使ってあっさり修正することができました。
今回は**「Cocoonを使ったads.txtファイルの編集方法」**を実体験ベースでご紹介します。
ぜひ対策して、安定した収益を目指しましょう！
ads.txt問題って何？
「ads.txt」とは、主に広告の正当性を証明するためのテキストファイルのことです。
サイト運営者が自分のドメイン直下（例: https://example.com/ads.txt）に配置し、広告の販売権限を示す役割を果たします。
これを設定しない・または誤った記載があると、Google AdSenseなどから**“このサイトは正当に広告を配信できているか疑わしい”**と判断され、広告の表示や収益に影響を及ぼす可能性があります。
ads.txtがない・内容が不備の場合のリスク
- Google AdSenseからの警告が表示される
- 広告が配信されない、または広告収益が下がる
- 間違った広告ソースを信頼される恐れ
まさに「収益に重大な影響が出る」と言われるとおり、対処が必要な重要ファイルなんです。
Cocoonとは？
Cocoonは、無料でありながら多機能なWordPressテーマです。
特に、アフィリエイトサイトやブログ運営者向けに多くの機能やカスタマイズ項目が用意されていて、非常に人気があります。
- 軽量かつ高速：表示スピードが早い
- 豊富な機能：SEO対策、カスタマイズ、アドセンス設定…何でも揃う
- 無料なのにサポート充実：開発者ブログやコミュニティが活発
そんなCocoonには、ads.txtを簡単に編集するための機能が標準搭載されています。
これがあるおかげで、わざわざFTPでサーバにファイルをアップロードしなくても、ダッシュボード内だけで完結できるのが最高に便利です！
Cocoonでads.txtファイルを修正する手順
以下は、Cocoonの公式サイト「ads.txtファイルの編集方法 | Cocoon」で紹介されている手順をベースに、私が実際に修正したやり方です。画像や細かい位置が多少違う場合もあるかもしれませんが、基本的な流れは同じです。
1. WordPressダッシュボードにログイン
まずはいつも通りWordPressのダッシュボードにアクセスし、**「Cocoon設定」**を探します。
2. Cocoon設定を開く
管理画面の左側メニューにある「Cocoon設定」をクリックすると、Cocoon専用の設定画面に移動します。
3. 「アクセス解析・認証」タブへ
Cocoon設定画面の上部タブに「アクセス解析・認証」という項目があります。
こちらを選択しましょう。
4. 「ads.txt」欄を探す
「アクセス解析・認証」タブの中に**「ads.txt」**を入力できるテキストエリアが用意されています。
そこが今回の“修正ポイント”です。
5. 既存のads.txt情報を確認・修正
もし既に何らかのコードが書かれていたら、その情報が合っているかを確認します。
Google AdSenseの指示に従い、公式が提示するads.txt用のコードを正確に貼り付けましょう。
例：
google.com, pub-XXXXXXXXXXXXXXXX, DIRECT, f08c47fec0942fa0
- **“pub-XXXXXXXXXXXXXXX”**の部分は自分のアドセンスIDに置き換える必要あり。
- コピー&ペーストでミスがないか要注意！
6. 保存して反映させる
設定を入力したら、ページ下部の「変更を保存」ボタンを忘れずクリックします。
これでWordPress上のads.txtが更新され、サーバー側にも反映されます。
7. 設定を確認
最後に、**「https://あなたのサイトURL/ads.txt」**にアクセスして正しく反映されているかチェック。自分が貼り付けたコードがちゃんと表示されていればOKです。
しばらくすると「要注意」表示は消える
ads.txtの設定を終えた直後は、まだGoogle AdSenseの管理画面で警告が残っている場合があります。
しかし、通常は数時間～数日程度でAdSenseが変更を認識して警告が解除されるはずです。
あまりにも長期間（1週間以上など）変化がなければ、再度コードが合っているか確認したり、Google AdSenseのヘルプをチェックしてみましょう。
ads.txt修正を怠ると本当に収益に影響が出るのか？
実体験として、私は警告を放置したことがあります。
その結果、やはり広告表示率が下がったのか収益が目に見えて減少しました。
正しい対処をするまでアドセンス管理画面に表示回数が減るケースがあったり、場合によってはAdSense以外の広告ネットワークとの関係にも影響が出ることがあります。
- ads.txtファイルの管理＝広告の信頼性を守る行為
- ひいてはサイト運営者の収益を守る防衛策
そのため、もしも要注意メッセージが出てきたらなるべく早く対応した方が無難です。
まとめ：Cocoonのads.txt編集機能で即時解決しよう
「ads.txt」ファイルをサーバー直接アップロードする方法でももちろん対応可能ですが、Cocoonであればダッシュボード上から簡単に書き換えができるため、手間もミスも減らせます。
ポイントおさらい
- WordPressダッシュボード > Cocoon設定 > アクセス解析・認証
- 「ads.txt」欄にアドセンスの指定コードを入力
- 保存・反映して「要注意」表示の解除を待つ
こうした細やかなサポートも、Cocoonが人気を集める理由の一つですね。
もしあなたのAdSenseで「要注意」の文字が出ているなら、ぜひ今回の方法を試してみてください。
広告収益を守るためにも、ads.txtファイルはしっかりメンテナンスしておきましょう！
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