AWSソリューションアーキテクト アソシエイトに2回で合格した勉強法

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「AWS認定資格って教材が多すぎて何から手をつければいいかわからない…」

私も半年前までそう悩んでいましたが、先日ついにAWS SAA-C03試験に2回で合格しました。

しかもUdemy講座1つと無料問題集、公式資料だけで。

この記事では、IT未経験から100時間の勉強で合格した具体的な学習ロードマップを大公開。

特別な教材は一切不要です。

SNSで話題になった「pingの問題集」の活用法から、公式ドキュメントの効率的な読み方まで、実際に私が試験会場で「これは対策しておいてよかった!」と感じたポイントを余すところなく解説します。

合格までのリアルな軌跡|社会人が平日2時間で突破する時間術

私のスペック

  • クラウド未経験
  • 1日の勉強時間:平日5h/休日5h
  • 総勉強期間:2ヶ月半
  • 使用教材費合計:3,980円(Udemyセール時)

多くの合格体験記と違う点は「公式模試を受けていない」「高額な講座を使わない」という点。

その代わりに「教材の厳選」と「問題集の反復」に徹底的にこだわりました。

失敗から生まれた黄金比率:教材の3層構造

[Udemy講座(30%)] + [ping問題集(50%)] + [AWS公式ホワイトペーパー(20%)]

この比率が試験直前1週間で効果を発揮。

各教材の具体的な活用法は次の章で解説しますが、重要なのは「問題集で弱点を見つける→動画で概念理解→公式ドキュメントで深堀り」のサイクルを回すことです。

Udemy講座の驚くべき活用法|2倍速視聴が合格の鍵

選んだ講座:『【2024最新版】AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集』

講座の特徴:

  • 6回分の模擬試験(390問)
  • 不正解時の解説動画付き
  • 頻出サービスの要点まとめPDF

逆転の発想:いきなり問題を解き始める

多くの人が最初に講義動画を見ますが、私は違いました。

まず模擬試験を1回分解いてみる→間違えた問題だけ解説動画を見る→関連する公式ドキュメントを読む。

この方法で短期記憶ではなく「実践的な理解」が深まります。

2倍速動画のススメ

解説動画は必ず2倍速で視聴。

人間の脳は適度な負荷がかかった時に最も記憶が定着します。

1.5倍速だと眠気が来るのに、2倍速だと逆に集中力が増す不思議な現象を活用しました。

ping問題集が最強な理由|無料なのに本番そっくりの4つの特徴

使用した問題集:pingのAWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト 無料問題集

これは本当に「隠れ名作」。特徴的なのは:

  1. 実際の試験と同じ「複数選択式」形式
  2. 解説に公式ドキュメントのリンク付き
  3. 模試ごとの正答率分析可能
  4. モバイル対応でスキマ時間学習

私が気づいた劇的効果:
→ 3周目から突然「AWSの設計思想」が見えてくる
→ 誤答分析で自分だけの弱点マップが作成可能
→ 試験当日、問題文のパターンが既視感として作用

問題集を3周するたびに変える視点

1周目:用語の暗記
2周目:選択肢の排除理由を言語化
3周目:解答時間の短縮(1問1分ルール)

特に有効だったのは「間違えた問題だけを抽出→Excelで誤答パターン分析」する方法。

自分が「EC2とRDSの連携問題で50%正答率」など数値で弱点を把握できます。

公式ホワイトペーパーの意外な活用法|読まずに「検索」せよ

多くの受験者が苦手とする公式ドキュメント。

私が実践したのは:

  1. 問題集で間違えたキーワードをメモ
  2. AWS公式サイトで検索(例:「AWS Well-Architected Framework ストレージ」)
  3. 該当箇所のPDFページをスクショしてNotionに貼り付け

これにより、分厚いドキュメントを全部読む必要がなくなりました。

特に重要なのは:

  • AWS Well-Architected Framework
  • 各種サービス別ベストプラクティス
  • セキュリティ責任共有モデル

試験直前3日にやるべきこと

公式ドキュメントの「図解」だけをA4用紙に印刷して壁に貼る。

視覚的に記憶に定着させることで、試験中のイメージ喚起が容易になります。

本番で実感した「これはやっておいてよかった」3つの対策

タイムマネジメント演習

75問/130分 → 1問1分44秒ペース

実際にはケーススタディ問題に時間がかかるため、模試では常に1問1分を目標に。

本番では15分の見直し時間を確保できました。

試験会場テクニック

意外と重要なのが「休憩時間の過ごし方」。

水分補給は試験前30分までに済ませる、糖分補給用にチョコレートを持参するなど、身体管理が集中力を持続させます。

合格後の世界|資格を仕事に活かす具体的な方法

資格取得後1ヶ月で感じた変化:

  • クライアントとの会話でクラウド用語が自然に出る
  • 設計書作成時にコスト最適化の視点が加わる
  • 転職サイトで未経験でも反応率が3倍に

特に大きかったのは「資格をきっかけに社内クラウド移行プロジェクトにアサインされた」こと。

具体的な活用方法としておすすめなのは:

  1. LinkedIn認定バッジの表示
  2. 自作のアーキテクチャ図をポートフォリオ化
  3. AWSユーザーグループへの参加

よくあるQ&A|私が試験直前に知りたかったこと

Q. 数学が苦手でも大丈夫?

A. 計算問題は全体の5%未満。コスト計算も四則演算レベルなので心配無用です。

Q. 最新サービスから出題される?

A. 私の試験ではBedrockやQなど新サービスは出ませんでしたが、主要サービスのアップデート情報は要チェック。

Q. 模試の正答率どれくらいで本番に臨むべき?

A. 80%安定でOK。私は直前に75%の問題集正答率でも合格できました。

まとめ

AWS SAA合格に必要なのは「高額教材」ではなく「戦略的な反復学習」です。

この記事で紹介した3つの教材を適切に組み合わせれば、3ヶ月以内の合格が十分可能。

まずはpingの問題集から始めてみてください。

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次の記事では「AWS SAP(プロフェッショナル)へのステップアップ術」を解説予定。

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