
「おゆうぎ会で1歳児が楽しめる内容を考えているけど、何も思いつかない。」
そんな不安を抱えていませんか。
CDを使ったオペレッタや長めのお話は、2歳児以上向けが多く、1歳児クラスにはちょっと早いですよね。
そこでおすすめなのが、普段の保育でも馴染みのあるパネルシアターとペープサートを組み合わせたプチオペレッタ。
実際に何度も1歳児クラスを担当してきた私が、そのアイデアとコツを紹介します。

この記事を読むメリット
- 1歳児向けのおゆうぎ会で使える具体的なヒントが得られる
- パネルシアターやペープサートを使った演出方法がわかる
- 子どもたちが集中しやすい短い曲や演出の工夫を知ることができる
なぜ1歳児にはパネルシアターやペープサートが有効か
1歳児は、まだ複雑なストーリーや長い曲を理解するのが難しい時期です。

しかし、視覚的にわかりやすいパネルシアターや、手で持ちやすいペープサートなら、簡単なやりとりや動きに集中できるメリットがあります。
慣れ親しんだ題材を使うことで、子どもたちも安心して観ることができ、舞台上での緊張感も和らぎやすいです。
プチオペレッタで楽しむ3つのステップ
1歳児でも短いストーリーなら集中して楽しめます。
長いシナリオは飽きてしまうため、パネルシアターとペープサートを組み合わせて、短い物語を作るのが効果的。

- パネルシアターを背景として簡単な舞台装置を作る
- ペープサートで主要キャラクターを演じる
- 1分ほどの短い曲を合間に挟む
これだけでもプチオペレッタとして十分成立し、子どもたちが集中して楽しめる構成になります。
おすすめの題材は「となりのとこやさん」と「ひよこちゃん」
私が活用したのは、パネルシアターの「となりのとこやさん」と、ペープサートの「ひよこちゃん」です。
どちらも子どもたちが喜ぶ場面が多く、普段の保育でも反応が良い題材でした。

たとえば、「となりのとこやさん」は登場人物が限られており、やりとりがシンプル。
「ひよこちゃん」はキャラクターがかわいらしく、子どもたちの声や動きにも取り入れやすいです。
事例 パネルシアター×ペープサートでプチオペレッタ
実際の演出例を紹介します。
まずパネルシアター「となりのとこやさん」をお話のベースにし、背景として舞台に立てます。
そこへペープサートの「ひよこちゃん」を登場させ、短い曲を流しながらセリフを入れる。

子どもたちは動物の声や「わあ、かわいい」など、自然にリアクションをしてくれました。
曲は1分程度の童謡をいくつか用意し、切り替えながら進行させると1歳児の集中力をキープしやすいです。
まとめ 小さな子どもでも楽しめるおゆうぎ会のコツ
1歳児はまだ難しい振り付けや長い物語を追うのが大変です。
短い曲をつなぎ、子どもたちの好きな場面を取り入れながら進行すれば、教室全体が楽しい空気に包まれます。

よくある質問(FAQ)
- 1歳児向けの曲はどう選べばいいですか
- 童謡や手あそび歌など、子どもが耳なじみのある曲をおすすめします。
長すぎると飽きてしまうため、1分程度を目安に編集すると良いです。
- 童謡や手あそび歌など、子どもが耳なじみのある曲をおすすめします。
- 子どもたちが舞台で動けない場合はどうすればいいですか
- 椅子や保育者の近くで安心感を得ながら、見たり声を出したりできれば十分です。
無理に前へ出さず、慣れたスペースで参加させるだけでもおゆうぎ会として成立します。
- 椅子や保育者の近くで安心感を得ながら、見たり声を出したりできれば十分です。
- セリフは多めに入れたほうがいいですか
- 1歳児は短いフレーズのほうが理解しやすいです。
保育士がナレーションしながら、子どもたちが声を出せる部分を軽く用意してあげると楽しめます。
- 1歳児は短いフレーズのほうが理解しやすいです。

わからないことや相談があれば、コメント欄などで気軽に質問してください。
一緒に1歳児クラスのおゆうぎ会を盛り上げましょう。
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